15.草の丈が伸びる(やわらぎ観音岩磐浴場建設)
岩磐浴場建設の時、山を25メーターほど掘り下げましたのでそこには土手が出来ました。又、中間に1メーターのステップを作りましたのでそのところに土を掘り、ツツジ・ヒバ・紅葉などの植木を置き、土をかけなかったのです(研究のため)。この年は日照りが続き雨が降りませんでした。でも土をかけずに置いた植木は一本も枯れずに生きておりました。なぜ?
又25メーター掘り下げたので当然土手が出来ました。三春町は町の条例で風致地区の指定を掛けております。そんな関係で土手に草の種を吹き付けしなければなりません。造園屋さんに吹きつけを依頼すると、このような石のようにガリガリな所に草の種を吹きつけしても、一雨降れば全部落ちてしまうから無駄だと言われたが、吹きつけをしてもらいました。
日照りでも見事に芝生の種は芽を吹来ました。9月になり、ふと後ろの土手に目をやりますと草の丈が35センチから45センチのびているのです。さらに草の幅でありますが、50センチ幅で帯状に2本、山の頂上まで伸びておりました。なぜ?
私は不思議に思い草の丈が伸びたところに放射線探知機をあて測定してみると、自然放射線の4倍の放射線を感知いたしました。そこで考えられることは放射線が多く放射している所は植木が枯れないでいたこと、造園屋は草の種は芽生えないであろうと言った草の種が芽生えさらに丈がのびる。自然放射線は草の種に生命力を与え、さらに細胞の活性化を計る、又水がなくとも植木をからさない、そんな不思議な力を持っているのが放射線ラジウムなのだと、草を通して新しい発見を致しました。
人間の身体は約六拾兆個の細胞で作られていると言われています。その細胞に生命力を与える、又、広辞苑をひもとくと、悪性腫瘍の組織を破壊する効力があると書いてあります。そんなことから大勢のお客さんがやわらぎの湯のラジウムを求めてこられているのではないかと思われます。
第一岩磐浴場が出来てからお風呂だけの時より病気の回復力が早くなり、口コミで大勢のお客さんが県内はもとより県外からも訪れるようになりました。建設してから半年も立たないうちにお客さんから「岩磐が狭い何とかして、増設して」との声高まりました。
でもラジウム放射線が放射していない所に岩磐浴揚は出来ません。先ほど紹介しました草の丈が伸びた土手の所ならば放射線が放射しているので工事を着手することに致しました。平成9年1月のことです。山は23メーター堀り下げられました。平らに整地したところ全般的に岩盤の色が変色しておりました。ハロ現象です。放射線探知機で測定すると第二岩磐浴場「10分のところ」は0.33から0.4マイクロシーベルトを感知致しました。又、「30分のところ」の方は0.2から0.25マイクロシーベルトを感知したので、放射線量は十分と考え、岩磐浴揚建設を開始致しました。平成9年7月に無事に完成。ここに第二岩磐浴場(やわらぎ観音岩磐浴場)が完成致しました。平成九年八月八日にオープン致しました。
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